しこてい

思考が停止しました。

読書感想「アウトプット大全」アウトプットしたくてたまらなくなる本。

アウトプットビギナーなので、著者がいつも使っているという「ビフォー + 気づき + todo」のテンプレートをパクリます。

ビフォー:この本を読む前の私は〇〇でした。 気づき:この本を読んで私は、△△について気づきました todo:今後、☓☓を実行していこうと思います

この本を読む前の私は、インプット:アウトプットが9:1のインプット大全の執筆なら任せて状態のインプットオタクでした。 (インプットは、聞く、見る、読む、アウトプットは、話す、書く、行動する)

アウトプットが大事なんだろうなとは頭でわかっていました。 ただ、いざアウトプットするとなると「時間がかかる(アウトプットのクオリティが高くないとだめだと言う思い込み)」、「行動するというハードルの高さ」の恐怖が向こうから追いかけてきて、アウトプットから逃げてばかりでした。 同じ気持ちの方は多いのではないでしょうか・・・?

そんな、アウトプットからの逃亡も、この本によって終焉を迎え、なんとその距離を縮めようとしています。

印象に残ったこと 特に印象に残っているのは「アウトプットは運動」という表現。 たしかに運動であれば、実際に体を動かさないと上手くはならないので、アウトプットがどういうものなのかを表現する言葉として非常にシンプルで理解しやすい。

また、「月10冊読んでアウトプット0冊より、月1冊読んで1冊アウトプットしたほうが、自己成長に繋がる。読んだ本のことをなんにも覚えていなければ、読んだことが何の役にも立っていない。」というこの言葉。

まさに。

あとは「何故を放置しない」「間違った問題をほったらかしにしない」など。 私はほったらかし状態で、問題が何度も「ねえ、遊んでよー」と話しかけてくるレベル。 その都度、無視してました。

おまけに、フィードバックもしなかったので、自己成長とは無縁の生き物でした。

自己成長には、アウトプットだけではなく、フィールドバックもやる。 フィードバックとは、アウトプットで得られた結果を評価し、その結果を考慮して、次のインプットに修正を加えるという作業。 フィードバックをしないということは、インプットとアウトプットの堂々巡りをするだけで成長にならない。

つまり、インプット→アウトプットだけではダメで、自己成長を加速させるにはフィードバックを追加してサイクルを回すことが重要だということです。

この本の内容は仕事でも活用できるなと感じた。 例えば、自分の業務でインプットしたことを朝会やチームミーティングなどでアウトプットする。 アウトプットするときは、インプットしたことをただ話すのではなく、そこで気づいたことや問題をどのように改善したのかなどを意識して話す。 そうすることで、自分の理解も深まるし、フィードバックも受けられる、さらに他のチームで参考になるかもしれないといったメリットになる。

とにかく、まずやることは、アウトプット大全の読書感想文を「ビフォー + 気づき + todo」のテンプレートでかくことから始める。

この記事が始めた証拠だ。

アウトプット楽しい。

知識のテストゥドよりも勇気のファランクス

やりたいことが多くて、気がついたらやれてないということが多々ある。 今こうして書いているブログもその最たるひとつである。 こうして下手なりにブログを書いているのは、大変大きな一歩だ。 この記事ひとつ書くまでに幾日かかったかわからない。 まず、ブログを書くということに対して、自分の中に高い壁を作っていた。 第一にブログはちゃんと書かないといけない。 ちゃんとというのは、「序破急」や「導入・展開・まとめ」といった構成を論理的に組立てないと書いてはいけないという思い込みで書けなかった。 そのような自己暗示のようなものは、この記事によって滅却されるだろう。 その昔、mixiというSNSがあったが、なぜかmixi日記はほぼ毎日書いていた。現在のような、先入観もなく思ったことをダラダラ書きなぐっていたが、それでよかった。それこそ、今日は何を食べた。何を見た。誰と遊んだ。といった壮大な自己満日記でも何も問題はなかった。

文章に関する書籍を読んだり、セミナーを受けたりして、たくさんの知識をテストゥドして(固めて)いく。Evernoteなどにまとめて、なぜかなんとなく満足する。 しかし、いざ文章を書こうとすると「まずは構成をロジックツリーで組み立てて…」「こんなネタでいいのか?みんなはしっかりしたネタを書いているぞ…」「他人のためになるような記事でないと…」などが頭の中を逡巡する。 わたあめの機械が高速回転するように、頭の中も高速逡巡して不安のわたあめが形つくられていく。

その不安わたあめを払拭するために、また知識をテストゥドする。 そうするとなぜか満足する。 しばらくしてまたブログを書きたくなって(書かないといけないような衝動にかられる?)、また不安になる。

この無限ループに陥っていた。

わたあめループ ブログを書こうとする→自信がないから不安になる→知識をテストゥドする→不安が解消する→満足する

知識だけあっても書かないと何も意味はないので、mixi日記に書いていたような拙い文章でもいいから書いて投稿してみる。

つまり、一歩前に足を出してあるきだすことが重要であると今回の投稿が教えてくれた。

知識のテストゥドで守りを固めるだけではなく、勇気のファランクスで一歩前に踏み出すことが重要だと、この記事を書いている自分を褒賞する。